2013年4月28日日曜日

雲が一つもない素晴らしい朝。そろそろ仕事に行こうかな?
See you on Lazy Sunday.
今日のカイドーのゲストはタック・カワハラ。彼のストーリーはここに。
彼のストーリーはここに。Surfer's Journal Japan!
その中から!

【From the Editor / 編集部より】 By 井澤 聡朗

すでに賢明な読者のみなさまはお気づきだと思いますが、本誌『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本語版(以下TSJJ)』は、今号で、いよいよ3年目を迎えることができました。これもひとえにこの2年間、みなさまからいただいた熱いご支援の賜物と、スタッフ一同、心から感謝している次第です。本当にありがとうございました。 
私たちはこの2年間、オリジナルTSJを日本語に翻訳編集し、そこで紹介された英語圏のサーファーたちの営みを、日本のサーファーたちに日本語でお届けするという仕事にとり組んできました。最初は、「おなじサーファーだから、考えや発想は一緒さ!」と高たかを括っていた日本語版編集でしたが、その思惑は大外れ。なかなかの大仕事であることをすぐに思いしらされました。近いと思っていたアメリカもハワイもオーストラリアも、じつは意外に遠かったのです。 
まず、英語表現の奥の深さ。いざ翻訳を始めてみると、簡単にスラングが多いとかサーフィン独特の表現が多いとか、そういった想定内の困難とはちょっと違う手応えを感じはじめます。サンクレメンテのオリジナルTSJ編集部から送られてきた原稿には、理知にとんだスタッフやライターたち、それもサーファーというどこかアウトサイダー的視点からの、独特な英語表現が展開されていました。文学的比喩や歴史的引用がそこかしこに隠れ、解読するにも一筋縄ではいかない文章のなんと多いことか。さらに、歴史や文化そして社会背景の相違が、意外にも大きいことに驚かされました。なにしろ彼らのボキャブラリーやコモンセンスの背景には、サーフィンが発展してきた時代、アメリカの‘50年代から現代にいたる社会や文化の変遷が色濃く投影されています。しかもそれらは、アメリカ社会では普通に認知されている史実や現象、知識や感覚なのです。それを日本のサーファーたちに理解してもらうにはかなり距離があり、翻訳するにも、その距離を縮めるに足る知識が不可欠であることに気づかされました。そして私たちは、そんな彼らが創りだすTSJという雑誌の考え方、コンセプトを十二分に理解し租借して、そのすばらしいTSJワールドを単に日本語に翻訳するだけでなく、「世界観」として読者のみなさまに紹介していくことが、私たちの使命であることに気づきました。 
たとえば、今号のボブ・クーパーによる『GOING SOUTH』のように、過去の人物や出来事を掘りおこすとり組みは、まさにTSJの真骨頂ですが、ここで秀逸なのは、先達が残した足跡を、つねにサーファーという種族のルーツとして、そして現代に連綿とうけ継がれる伝統として真摯に捉え紹介している点です。そこがまさにTSJワールド。なにしろはじめてフォームボードを削ったとか、はじめてパイプラインを滑ったとか、そんな人物が周囲にゴロゴロしているのです。そんな環境から捉えたサーフィン史には、単なるノスタルジーを超え、過去から現在、未来へと繋がる、生きたサーフィン史観とも呼べるリアルさが息づいています。 
たとえば、もうひとつ特徴的な記事に、毎回、興味深い人物史が展開されるサーファーのパーソナルストーリーの数々があります。今号のトニー・エルザリントンやコール・クリステンセンの記事が、ちょうどそれにあたりますが、TSJに掲載されるサーファーの紹介記事には、どれだけ大きな波に乗ったとか、どれだけすごいバレルに入ったとか、そんな“すごい波乗り”にかんする記述は、あってもほんの一行か二行。彼らがつねに興味をもって紹介しつづけるのは、ひとりのサーファーの人間としての個性とライフスタイルです。社会的な成功者であれアウトサイダーであれ、そんなことはもちろんお構いなし。サーフィンの虜になりサーファーという生き方を貫いているという一点に的を絞り、その人物像を浮きぼりにすることで「事例」として読者の前に提示する。そしてどうようにサーファーである読者の人生に少しでも活かせるなにかを提示したい。その姿勢こそがまさにTSJワールドなのです。 
というわけで、当初は試行錯誤のテイクオフだったTSJJ。2年間の悪戦苦闘の末、そんなTSJワールドも徐々に理解しながら、ようやくダウン・ザ・ラインの手応えを感じつつある今日この頃ではありますが、なるべく近い将来、満足のいく太いラインを描けるよう努力していきますので、ひき続き本誌を応援して頂きますよう、よろしくお願いいたします。 
さて、そんな3年目を迎えたTSJJですが、そのスタートを飾る今号から、TSJJ独自のオリジナルコンテンツを提供する新コーナーをスタートさせました。その初回となる今号では、1960年代、日本のサーフィン黎明期に登場し、日本サーフィン史に大きな足跡を残したマリブ・サーフボードを取りあげました。ここでは当時、最前線でその栄華盛衰に深く関わったタック・カワハラ氏を中心に、当時を知るさまざまな人物にご協力いただき、歴史の真実が紹介されていきます。とくに、現在もカリフォルニアで意気軒昂なタック・カワハラ氏には、本紙編集長・森下茂男がSkypeインタビュー( いやはや便利な時代になったものです…)を敢行し、貴重な証言を拝聴することができました。そんな初のオリジナルコンテンツ、日本のサーフィン黎明期の一頁をふり返り、あの生き生きとした時代の息吹を、リアルに感じていただきたいと思います。お楽しみください。 
ところで、この日本語版独自の編集コーナーは、読者のみなさまの手によって育てられるコーナーでもあります。ご意見ご要望など、どしどしとお寄せください。日本語版スタッフ一同、みなさまのご意見を参考にしながら、充実した内容を継続して掲載できるよう、努力していきたいと考えております。なにとぞ、よろしくお願いいたします。   ̶
井澤 聡朗



そして、レージーフレンドは、面白いトラベルライターのマヌー山下!
この人の仕事はなんだろう?毎日楽園に行って食べることかな?




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